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訪問介護の仕事の流れと問題点
訪問介護の仕事の流れとしては、まず実際の仕事の計画を地域の社会福祉協議会や各福祉事務所が作成します。計画書に基づいて訪問介護者は1人が平均して3~5件程度の要介護者宅を訪問します。
仕事は短時間ずつ巡回して援助を行う場合と、1時間程度滞在して様々な介護を行う場合とがあります。
また寝たきりの要介護者の場合には数人の介護員がグループとなって交代で介護にあたる場合があります。
一方介護を受ける側の家族は、訪問介護の利用にあたってあらかじめケアプランをケアマネージャーに作成してもらいます。訪問介護の場合自己負担額は1割ですが、要介護度別の上限に達した場合はオーバーした分については全額負担となってしまいますので注意が必要です。
特に家事援助などはなるべく家族間で時間を調整して自分たちで行うなどの工夫も重要です。
介護訪問に関しては先にもふれた介護員の人材不足が大きな問題となっています。
また数年前のコムスンの事件では介護報酬を巡って不正請求を行っていたことが明らかになり厚生労働省の処分により事実上の事業廃止となりました。
この問題はコムスンが介護業界の再大手であったこともあり訪問介護界全般に衝撃を与えました。
特に人々が注目したのはコムスンが極端な利益至上主義に走り、介護員などに非常に重いノルマを課していたことでした。
しかもこうした経営を行っていたのがコムソン以外の他の事務所でも行われていたことが明るみに出たことで騒ぎはいっそう激化しました。 しかしこの問題が浮き彫りにしたのはそればかりではありません。
訪問介護はその後報酬単価の引き下げや、平成16年からの介護員の移動時間も労働時間に含める通達などにより、多くの介護事務所で経営の危機が叫ばれています。このような様々の問題に対する根本的な打開策は未だ見つかっていません。